追悼−大浦みずきさん

4年半ぐらい前の話。


媒体のお仕事で、ミュージカル『ナイン』の稽古模様&記者会見の撮影に。
舞台の稽古を見るの自体が初めてで、しかもキャストが豪華な人たち。


そこでひときわ存在感を漂わせていたのが、元宝塚トップスターの大浦さんでした。


失礼ながら、それまでお名前を存じ上げていませんでしたが、
稽古中に他の役者達をフォローしたり、声を掛けられたりしている様子を見て、
この人を中心に舞台が動いてるな、と直感的に感じました。


稽古をひとしきり終えて、囲み取材になる直前。
突然、大浦さんが取材陣に向かって「今日はこの中の誰かのために歌うわ!」と
役柄さながらのエキセントリックな発言。


なぜか、じとーっと嫌な汗が急に。こういう時は間違いないなと思ってたら、
案の定すかさず指さされてしまい、

「あなた、名前は?」
「ク、クボです」
「違うわ、下の名前よ!」
「ヒ、ヒロアキです」
ヒロアキ〜♪ ヒロアキ〜♪」

突然、大浦さん始め皆さんが僕の名前を連呼しながらダンス。
恥ずかしいやらうれしいやらで、ひっくり返りそうになりながらも、
大浦さんという存在に不思議な魅力を感じた1日でした。


そんな、おぼろげな記憶を引っ張り出しながら、なんとなくググッてたら見つけました。
“ほぼ日”に、まさにその取材の時の様子が、スライドショーでアップされてました。


ほぼ日「ナイン」稽古模様:http://www.1101.com/nine/slideshow.html


生の舞台を拝見することは出来なかったし、
好きな女優さんと言うにはおこがましいけど、
“気になる”女優さんでした。


享年53歳。
若すぎる死は、遺すものも失うものも大きすぎますね。


ご冥福をお祈りします。

ほっぺとほっぺをくっつけて。

VACATIONの替え歌のリズムに乗って、女性達がほっぺとほっぺを
くっつけ続ける、WEB動画広告を見つけました。


肌ラブ by 肌研:http://hadalove.com/


“流れる”という表現が、すごくインターネット的だなあと
思ってましたが、これなんかまさにですね。
最大化してみても、テレビで映像を見る感覚とは違うなと。


惜しむらくは、フレーム落ちしててやっぱりカクってしまってるところ。
PCの再生スペックもありますが、最大化させて、画質も上々で
スムーズな動画コンテンツ見せるのは、難しいですね。
それでもH.264が使えるようになって、劇的にカイゼンしましたが。


ちなみに、途中で思わず3人クリックしました。
そういうことなんだろうなあ、これは。

メシウマメンタルの専門家はいらない

サブプライム危機以降、米国金融主義への批判は止まることを知りません。
終わりのないババ抜きは無いわけで、いつかはリスクが発現することを
誰もが感じながら、抜け出せないチキンゲームをやって、束の間の繁栄を
享受していたわけですから、賢い人たちが集まってやることじゃないよなと
個人的には思います。


ただ、それをもってGSやモルスタなどを初めとする投資銀行、およびウォール街
住人達に、「強欲過ぎるのはイカン!」と説教するのには、どうも違和感があります。


ルールを逸脱して、違法行為をしているなら当然話になりません。
ルール内でも、グレーなことは避けた方がいいことはコンプラとか以前の話として、
リスク管理やガバナンスの観点からも重要です。


では、彼らはルールからはずれたり、グレーなことをやって責められてるかといえば、
そういう部分を指摘している人もいるでしょうが、多くの人たちはもっとシンプルに、
「さんざん儲けやがって。くたばってザマァ、メシウマ」状態なのではないかと。


少なくとも、こうした考えには賛成出来ません。
企業としては、社会のルールの中で、利潤をあげることはレッキとした“善”であり、
それを否定してしまうと、もはや進むべきところは社会主義しかなくなっちゃう。


たくさん批判されるべき点はあると思うし、結果的に現在のような状況になったのは、
まさに経営の失敗であり、その意味では所詮は目先の利益の最大化しか考えられない、
レベルの低さを表していたと言えますが、妬みと報復が背景にある批判や否定は、
決してポジティブフィードバックしません。


まあ、一般の人たちがそう思うのは致し方ないでしょう。
ただ、冷静に客観的に現状を分析すべき学者や評論家の人たちに、
こうした“メシウマ状態”な人がすごく多いような気がして、
そういう言説に触れるたびにため息な感じです。


そういう意味では、先日再放送でちらっと見たNHKスペシャルは、
下手な専門家を使わずにフラットな解説をしてた点で興味深かったです。


NHKスペシャル シリーズ マネー資本主義:http://www.nhk.or.jp/special/onair/money.html

すっかりKYモンキータイプ

診断コンテンツ、ちょくちょく見かけます。
プロモーションで、手軽にユーザ参加型なコンテンツを作りたいとき、重宝しますね。


で、こんなの見つけました。


女ゴコロ理解度テスト:http://4b.yahoo.co.jp/contents/0911/special/theme04/page1/


ガチでやってみたら、女のコ理解度0〜29%「すっかりKYモンキータイプ」でした。


すっかりて!どういう意味やねん。
経営者として、ふつうに凹むわ・・・

運動会で第3位

先日行われた、ネット業界の有志が参加して行われた、第3回ICTスポーツ大会。
なんとこの大会で、我が社のAチームが第3位入賞を果たしました。





去年は2チーム参加し、どちらもグダグダな成績だったので、
今年は一応、精鋭部隊をAチーム、お笑い部隊をBチームとして編成して臨みましたが、
3位というのは想像を遙かに上回る快挙です。
体育会系なノリがかなり薄い会社で、これは素晴らしいことです。


ちなみに、去年は僕も参加しましたが、大会翌日は全身崩壊、まともに歩けなくなり…
こう見えて、昔は運動会では地区対抗リレーの代表、野球部で5番・レフトとか2番・セカンドとかやってたんですが、もはや見る影もなく肉団子状態です。


ICTスポーツ大会:http://www.ictsports.com/

社内でiPhoneパンデミック

うちの渋谷オフィスで、iPhoneが爆発的に普及中です。


この1ヶ月ぐらいで、6〜7人ぐらいが買うor買ったようです。
先のエントリーでも触れましたが、おっさんも購入してます。
最初に買ってた人は、今更!?見たいな捨てぜりふを吐いてましたが…


自分を筆頭に、みんな買ってるからという理由では決して買わないような、ポリシーがある≒あまのじゃくな人が多いスタッフの中で、この数字はかなり異常です。
しかも、買ってない人の中にも「ホントは欲しいけど、iPod Touchを買ってしまったので…」という人が何人か。
おそらく時間の問題でしょうね。


iPhoneが凄いのは、買った人がまるでソフトバンクAppleのセールスマンのように、周りの人に能動的に購入を薦めること。
消費不況、モノ余りの時代に、これは凄く考えさせられることです。


自分の知り合いに、「これ、すごくいいよ」と心から薦められるような商品やサービスを作る。
企業のマーケ担当者は、このごくシンプルな考えを、改めて認識する必要があります。


さて、このパンデミックがどこまで拡大するのやら。
実はちょっと熱が冷めてきている自分がここにいるのを一応tweet

iPhoneは、アナログおやじのためのギア

いよいよiPhone 3GSを購入しました。


電車に乗ると、iPhoneをいじっている人が一人は見つかる世の中。
未発表ですが、国内だけで200〜250万台ぐらいがすでに出荷されているそうで、もやはビジネスにおいても、現代人としても、知らないでは通らないアイテムですね。


さて、さすがアップル、インターフェースの仕上がりは有機的で独特です。
正直僕は、使いやすい!とは思えませんでした。指を使ったアクションでコマンドが変わるというのは、WiiリモコンPS3のリモコン、どっちが使いやすいですか?みたいな感じで、感じ方に差が出ると思います。
あと、あまりいじれる設定がないのもアップルっぽいですね。日本の家電やWindowsPCに慣れてしまっている身としては、物足りなさやまどろっこしさもありました。


逆に言えば、PCや最新家電なんか、めんどくさくて使ってられない!というようなアナログなおやじさまやおくさま、ギャル、子供なんかにお勧めのケータイデバイスなのではないか?という気がします。
iPhoneは決して“難しい機械”ではなく、実はそういう人たちのためのモノじゃないかと。
実際、僕の知り合いの50代半ば男性、これまでケータイ自体持ったことなし、って人がiPhone持ってましたし。





あ、あと営業マンにはマストアイテムと言ってもいいですね。
Google Map+GPSの動きが、普通のケータイに比べてずば抜けて軽快。
これに今のところ一番感動してます。


さて、これから使い倒していこうと思います。
おもしろいアプリ知ってたら、ぜひ教えて下さい。