他人に話すことで、人や会社は形作られる。

また今年も、新卒学生向けの会社説明会の季節になりました。


今回で5期目を迎えた新卒採用。
業績的に苦しい時も継続して実施してきたおかげで、
今年はこれまでで最も組織的な採用活動が実施出来そうです。





今年は、説明会にも多くの社員が参加します。
初めて大勢の前で話をするということで、すでに緊張してる者もちらほら。


人前で話す機会が多ければ多いほど、自分の仕事や会社に対する
誇りは強くなるものです。
大勢の人を対象として無くても、例えマンツーマンであっても、
他人に話すことで、自分自身や会社を規定するフレームがはっきりし、
何となく漠然としていた思いが形になる。
その意味でも、新卒採用になるべく多くのスタッフを関わらせるのは、
非常に大きな意味があると思っています。


口に出して人に聞いてもらうという作業自体が、
コミュニケーションというよりもセレモニー的な意味合いが
強いのではないでしょうか。


さて、まだどこからもリンクを貼っていない、この隠れブログを
もし見つけた学生がいたら、その調査活動に対するご褒美として
1次試験のヒントを少しだけ。


去年も実施したケータイを使った1次試験ですが、
今年は問題数が多めです。
立ち止まらずにさくさくと解き進めることをお勧めします。

東京タワーから富士山を望む

およそ10年ぶりぐらいに、東京タワーに行ってきました。


17:00ごろにエレベータで昇ると、展望台からのとてもきれいな夕焼け空が。
で、よく見ると富士山のシルエットが何とも美しい。



※もっときれいに写真撮っておけばよかったorz


町中からは、こんなにはっきり、きれいな富士山が見えることは希ですが、
そこここに残る「富士見」「富士見ヶ丘」といった地名の多さに、
悠久の時を越えた美しさを感じさせます。


ちなみに、やはりありました。
ここだけ時代が止まったかのような土産物屋さんが軒を連ねる一帯を発見。





この商品構成は何なの!みたいな、無粋なつっこみはもはや不要でした・・・


取り急ぎ、東京タワーの謎のキーホルダーを買いました。

ボランティアの力を知る

bjリーグのオールスターを観戦してきました。





4回目となる今年は、仙台での開催。
市民球団として立ち上がった仙台89ersは、成績も経営も順調で、
リーグの理念を体現するモデルケースという噂は聞いていましたが、
今回、仙台に行って生で体感してみて、その理由がいろいろわかった気がします。


今回のオールスターは仙台チーム主催なので、89ersのスタッフが会場の運営を
担当していたのですが、そのスタッフ達のレベルが非常に高い。
そして、彼らの大半はボランティアなのだそうです。


コミケに初めて行ったとき、暴動に近いような大群衆の波を、
ボランティアスタッフがテキパキと捌いていたのを見たときにも驚きましたが、
ここではスタッフの人たちが、イベント慣れしつつ、かつとても暖かい対応をしていました。


個人的に、そもそもボランティアを軽く見ている傾向がありました。
金銭対価が発生しない仕事である以上、強制出来ない部分もあるし、
責任を負わせられない部分もある。
こういう制限の元で、果たしてハイクオリティな仕事ができるのだろうかと。


おそらく、仙台89ersのボランティアスタッフの方々にとっては、
“おらがチーム”“おらが街”のイメージアップ、観客満足度アップが、
何よりの報酬なんでしょうね。
だからこそ、我が事として仕事に臨めるし、真剣なんだろうなと。
なぜ自分はがんばるのか、その理由が人には必要なんだなあ。


ボランティアをいかにして本気にさせられるか、そのことをしっかりと理解し、
またボランティアの思いに応えてきたチームがあることを知った旅になりました。
身の引き締まる思いがしたのは、東北の気温のせいだけではなかったと思います。
よい勉強になりました。

電車の税法上耐用年数は13年

京浜東北線から209系が引退しました。





“重量・コスト・寿命半分、メンテナンスフリー”というコンセプトが有名な車両。
一部のレールファンからは、安っぽいからすぐ壊れると揶揄もされました。
確かに、2000年代後半の車両故障の多さはゲンナリでしたが・・・


ちなみにコスト半分・寿命半分というのは、安いからすぐおしゃかでええやん的な
考え方と思われがちですが、実際のところは電車の税法上の減価償却期間の間に
大幅な改修の必要がなく、償却後は廃車しても損益に影響がない、という経営的、
会計的な意味合いが強かったことがあまり知られていないのは残念なことです。


そもそも、電車の税法上の耐用年数が13年というのは、
戦前の車両がいまだに地方鉄道で走ってたりする現実を考えると、
何か政策的な意図があっての設定としか思えないですね。


209系自体は引き続き、総武線京葉線内房外房線など千葉方面を中心に
現役で走るそうで、かみさんの実家に行くときに狙って乗ることになるのは
揺るぎない事実。

そのエントリーは、本音 or 広告?

いまや一般的になった、有名ブロガーに自社商品を紹介してもらう広告手法。
米国ではこの広告に対する規制が昨年末からはじまりましたが、
おそらく日本も同様の流れになるのではないかと思います。


参考:Computerworld
FTC、製品レビュー・ブログや有名人の推薦広告に規制を導入
http://www.computerworld.jp/news/trd/164029.html


“個”としてのブロガーの意見が、実は「企業」のアナウンスメントで
あることを隠していることに対しての違和感を持つ人は多いでしょう。
こうした手法が流行りすぎると、“個”のメディアとしてのブログなどが、
メディアとしての価値を自ら毀損する結果になることは間違いありません。


またそもそも、自らの立場やコメントの背景に関して、ユーザが錯誤を起こす
可能性が高ければ、やはりそれはマズイでしょう。
ブログはそのブロガーの考えが記されたものであり、
ブロガー自身以外にメディアの信頼性を担保するものがないんですから。


知り合いに頼まれて、ある商品を通常より5割増しぐらい褒める、
なんてのは、ブロガーも人間だものということで受け入れられますが、
単価が決まった広告メニューとして組織的に販売されるとなると、
やりすぎない配慮が必要ではないでしょうか。


程度の問題、とは言い切れませんが、程度も重要なファクターだと思います。

140文字なのです。

ちょっと前に、twitterでイベントの生中継のお仕事やったのを、
「あれもtsudaるっていうんだろうか?」と最近になって考えてみたり。
全然ツイッてない感じです。


こんなんじゃダメだorz と反省しつつ、
別件の確認のためにJavaScriptをOFFってtwitterを見たら、
こんなアラートが出てきました。





まさかと思ったら、スペース含めて140文字。


こういうの、好きだ。

放置にも程がある

またやってしまいました。ブログの放置。
しかも、年末年始というネタの宝庫的な時期にもかかわらず。


ネタがたくさんある時期≒忙しい時期なわけで、
遅筆な自分としては、つらいわけです。


Twitterならもっと気楽に更新できるかなあと思ったりしますが、
まあ、一緒だろうな・・・


おっと、言い訳はそこまでだ。


今年もよろしくお願いします。